みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださりありがとうございます。
今回は『唾液過多症のセルフケア』こちらについて紹介していきます。
目次
日頃から唾液が多くお困りの方は、ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。お時間のない方は最後のまとめだけでも読んでいってください。
それでは、紹介していきます。
唾液過多症とは
まずは、唾液過多症とはですね。唾液過多症とは唾液が多いと感じられ苦痛を覚える状態です。
この唾液過多症ですが、2種類に分けることができます。
1つは実際に唾液の量が増えているタイプで【真性唾液過多】(しんせいだえきかた)といいますね。
2つ目は唾液をうまく飲み込めずに口に溜まってしまうタイプで【仮性唾液過多】(かせいだえきかた)といいます。
真性唾液過多症の方は、唾液を飲むのが追い付かずタオルを咥えていたりペットボトルに唾液を吐きながらいらっしゃることが多いですので、会話しにくかったりと日常生活にもかなり支障がでます。
仮性唾液過多症の方は、口から溢れるほどではないけれどお話していると時々話しにくそうになさる印象ですね。
唾液過多症の原因
1つ目の真性唾液過多の原因はホルモンの乱れと考えられているんですが、ハッキリとした原因はよく分かっていません。その他にも自律神経の乱れにより唾液の量が増えるんじゃないかと考えられていますね。妊娠中のつわりでも、唾液づわりと呼ばれるものがありますが、一定期間で終わることが多く出産まで続く方は稀で、産後も続く話は聞いたことがありません。
2つ目の仮性唾液過多の原因は嚥下機能の低下によって、唾液が上手く飲み込めなくて口に溜まったり精神的な要因が大きいと考えられています。飲み込まなくてはいけないと意識をしてしまうことで、嚥下に使う筋肉に力が入り動かしにくくなってしまうようです。身体の力を抜きにくい方や、緊張しやすい方が多い印象です。
また、唾液の質の異常ですね。唾液の粘り気が増加して唾液が上手く飲み込めなくて唾液が多いと感じてしまうケースもあります。
唾液過多症にこの2つのパターンがあります。
一般的に多いのは、仮性唾液過多症と言われています。
唾液過多症のセルフケア
では、ここからは唾液過多症の方におすすめのセルフケアを2つ紹介していきます。
ひとつ目は【口腔体操】、2つ目は【ベロだしごっくん体操】です。実際にやってみます。
口腔体操
まずは口腔体操からですね。まずは『あ~』と言うように大きく口を開きます。この時、実際に声は出さなくて大丈夫です。ゆっくりと大きく口を開けるようにします。この口を開けた状態を10秒キープします。
次に舌を上あごに当てます。上あごに当てながら奥歯を噛みしめ、口は『ん~』と言うときの形をします。この状態も10秒キープします。
これを毎日、朝と夜の2回やります。
ベロだしごっくん体操
もう一つはベロだしごっくん体操です。
まずは、ベロを少し前に出します。次にこのベロを唇で少し挟みます。この時にベロを強く噛まないように注意してください。
この唇でベロを挟んだまま唾液を飲み込みます。
上手くできるようになったら『ごっくん』と飲み込んでいたところを『こっく~~~~ん』と飲み込む途中で少し止めてみて下さい。
これを朝と夜に10回ずつ行います。
以上が唾液過多症の方におススメのセルフケアになります。
どちらも唾液を飲み込む機能を高める運動になりますので、特に仮性唾液過多症の方に向いているセルフケアになると思います。
他にも、唾液過多症の方におススメのツボや食べ物などを紹介している動画やブログもありますので、興味がある方はチェックしてみてください。
YouTube⇒【実践】唾液過多症を解消するツボを紹介します
ブログ⇒【唾液過多症】口に溜まってしまう唾液を解消するツボを紹介します。
【唾液過多症】よだれが溢れる、そんな方にオススメの食べ物を紹介します!
まとめ
まとめますと、唾液過多症には2パターンあって、ホルモンバランスや自律神経の乱れによって本当に唾液の量が増えている真性唾液過多症、嚥下機能の低下により唾液を上手く飲み込めなくて口に溜まってしまったり精神的なことが原因の仮性唾液過多症の2パターン。
セルフケアでおススメな体操は【口腔体操】と【ベロだしごっくん体操】。これは嚥下機能を高めるので仮性唾液過多症の方に特に向いている体操になります。
本日は唾液過多症の方におススメのセルフケア2つを紹介していきました。
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