「最近、夜中の3時から5時の間に目が覚めてしまう…」
このようなお悩みをお持ちの方は、決して少なくありません。睡眠不足は日中のパフォーマンス低下や健康への悪影響にもつながるため、早めの対策が必要です。
今回は、東洋医学の観点から「3時から5時に目が覚める原因」と、その具体的な「対処法」について解説していきます。
なぜ3時から5時に目が覚めるのか? 東洋医学的な見解
東洋医学では、この時間帯の不眠は「肺」の機能低下と関連があると考えられています。
- 「肺」の働き:呼吸とともに、全身に「気」や「血」を送り出す役割
- 3時~5時:「肺」が最も活発になる時間帯
「肺」が弱っていると、この時間帯に「気」や「血」の流れが滞り、体がそれを補おうとして目を覚まさせてしまうのです。
3時から5時に目が覚める人の特徴
- 呼吸器系のトラブル(喘息、咳など)
- アレルギー体質、皮膚のトラブル
- 心配性、不安を感じやすい
上記に当てはまる方は、「肺」の機能が弱っている可能性があります。
具体的な対処法
1. 食事で「肺」をサポート
「肺」を元気にするには、白い食材を積極的に摂り入れましょう。
- おすすめ食材
- 白ごま、大根、白菜、白身魚
- 特におすすめ:レンコン(古くから「肺」を元気にする食材として知られています)
2. 478呼吸法で「肺」を整える
寝る前の呼吸法で、自律神経を整え、質の高い睡眠へと導きます。
- やり方
- 目を閉じ、両手を膝の上に置く
- 鼻から4秒かけて息を吸い、7秒息を止める
- 口から8秒かけて息を吐く
- これを寝る前に4セット繰り返す
3. 鍼灸で「肺」の機能を高める
当院では、鍼灸治療により「肺」の機能を高め、睡眠の質改善をサポートいたします。
- おすすめツボ
- 失眠(しつみん):足の裏、かかとの中央の凹んだ部分
- 太淵(たいえん):手首の親指側、脈に触れる凹んだ部分
これらのツボを刺激することで、「気」や「血」の流れを促し、深い眠りへと導きます。
まとめ
3時から5時に目が覚める原因は、「肺」の機能低下にあると考えられます。
白い食材を摂ったり、478呼吸法を行うなど、日頃から「肺」をケアすることで、睡眠の質改善が期待できます。
また、鍼灸治療も効果的です。睡眠にお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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