「後鼻漏」という言葉を聞いたことはありますか?
鼻水が喉に流れる不快な症状のことですが、実は放置すると様々な体の不調につながることがあります。
今回は、後鼻漏について詳しく解説するとともに、その解消法についてもご紹介します。
後鼻漏とは?
後鼻漏とは、鼻水が鼻から排出されずに、喉の奥に流れ落ちてくる症状のこと。
鼻水が喉に流れると、以下のような症状が現れます。
- 喉の奥に何かがへばりついているような不快感
- 粘り気のある痰が絡む
- 喉の違和感
- 咳き込む
- 声がれ
これらの症状は、日常生活において大きなストレスとなるだけでなく、睡眠不足や集中力低下などを引き起こす可能性も。
さらに、後鼻漏を放置することで、慢性的な咳や喉の炎症、さらには 脳梗塞のリスクを高める ことも懸念されます。
後鼻漏の原因
後鼻漏の主な原因は以下の通りです。
- 慢性副鼻腔炎:副鼻腔に炎症が起こり、鼻水が過剰に分泌される
- 上咽頭炎:鼻の奥と喉の上部をつなぐ上咽頭に炎症が起こる
- アレルギー性鼻炎:アレルギー反応によって鼻粘膜が炎症を起こし、鼻水が出る
これらの炎症によって鼻粘膜が腫れると、鼻腔が狭くなり、鼻水が喉に流れやすくなります。
後鼻漏と脳梗塞の関係性
後鼻漏を放置すると、慢性的な咳や喉の炎症を引き起こす可能性があります。
夜間も咳が続くと睡眠不足に陥りやすく、睡眠不足は血管の疾患、特に脳梗塞のリスクを高めることが知られています。
また、鼻詰まりによって睡眠の質が低下するのも、脳梗塞のリスクを高める要因となります。
後鼻漏は、放置することで脳梗塞のリスクを高める可能性があるため、早めの対策が必要です。
後鼻漏の解消法
後鼻漏の解消には、 適切な湿度を保つこと が重要です。
鼻の粘膜が乾燥すると、防御機能が低下し、アレルギーや埃などの刺激に敏感になります。
その結果、鼻水の量が増え、後鼻漏の症状が悪化してしまうのです。
湿度を保つ方法
- マスクの着用:通常のマスクでも効果がありますが、濡れマスクの使用もおすすめです。
- 加湿器の使用:快適な湿度は40~60%と言われています。湿度が低い場合は加湿器を使用しましょう。
- こまめな水分補給:1日に必要な水分量(約1.2L)を目安に、こまめな水分補給を心がけましょう。
これらの方法を実践することで、鼻粘膜の乾燥を防ぎ、後鼻漏の症状を改善することができます。
後鼻漏でお悩みの方は、当院へご相談ください
後鼻漏は、日常生活に支障をきたすだけでなく、放置すると様々な体の不調につながる可能性があります。
当院では、後鼻漏の原因を突き止め、患者様一人ひとりに合わせた施術を行っております。
後鼻漏の症状にお困りの方は、お気軽にご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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