東洋医学

【腎臓】おすすめ!腎臓を元気にする食べ物を3つ紹介していきます。

みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

いつもブログをご覧くださって、ありがとうございます。

今回は東洋医学の観点から見た【腎臓を強くする食べ物3選】こちらを紹介していきます。

ここでのポイントは《東洋医学》の観点から見たという部分。東洋医学で考える腎臓が弱ると幅広く様々な症状がでてきます。

例えば、体のむくみや尿の量が増える、夜間に何度もトイレに行く《夜間頻尿》や昼夜問わず尿の回数が増える頻尿、体のだるさや耳鳴りやめまい、抜け毛や白髪が増える、疲れやすい、身体の症状だけではなく不安感などのメンタルの不調も関係してきます。

尿関係以外にもいろいろな症状が出てきますので、このような症状でお困りの方は是非最後までブログを読んでいってください。


目次


この順番で紹介していきます。腎臓を強くする食べ物だけを知りたいという方は《東洋医学の観点から見た腎臓を強くする食べ物3選》をクリックして飛んで読んでください。

東洋医学の腎臓の説明

それでは紹介していきます。

まずは東洋医学の腎臓について紹介していきます。

東洋医学と西洋医学ではもともとの理論が違っていて、同じ言葉でも意味が異なることもしばしばあります。ですので、今回のお題【腎臓】も、今このブログを読んでくださっている方の考える腎臓とはちょっと違う部分もあると思いますが、通ずるとところもたくさんありますので是非読んでいただけると嬉しいです。

五臓の働き

東洋医学には《五臓の働き》というものがあります。ここで言う五臓とは肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つをまとめて五臓と呼んでいます。

この五臓は直接的に臓腑を指すというよりは、身体の機能を指している意味合いが大きいです。例えば肝臓であれば血を貯めていてくれたり、筋肉を栄養したり、目の状態にも影響したり、イライラや怒りも肝臓の働きが悪いと起きるとされています。

今回、五臓の中で取り上げるのは腎臓です。先にも書きました通り、東洋医学の腎臓はみなさんが健康診断などで検査をする腎臓とは少し違います。

東洋医学での腎臓の機能は成長や老化、白髪、身体を温める、骨の丈夫さ、耳の聞こえ、腰の状態、精神面では驚きや不安などにも関係していると考えています。もちろん尿にも関係してきますが、尿だけではなく身体全体の水分代謝の役割もあります。

東洋医学では、これらの身体の機能のことをまとめて腎臓の機能と呼んでいます。

もう一度書きますが、病院での検査結果に記載されているような腎臓の数値とは考え方が違いますのでご注意ください。

腎臓が衰えるとあらわれる症状

東洋医学での腎臓の機能は

  • 成長や老化
  • 白髪
  • 身体を温める
  • 骨の丈夫さ
  • 耳の聞こえ
  • 腰の状態
  • 驚きや不安に関与する
  • 身体全体の水分代謝

などがあります。

ということは、腎臓の機能が弱ると

  • 子どもは発育が遅めなことがある
  • 大人の場合は人より老けるのが早い
  • 白髪が増える(これは老化と重なりますね)
  • 身体が冷えやすい
  • 骨がもろくなる(これも老化現象に含まれますね)
  • 耳が聞こえにくくなる(こ、、これも老化…)
  • 腰が痛くなる
  • 物事に驚きやすくなったり不安になりやすくなる
  • 水分代謝が悪くなる

などという症状が出やすくなります。

一般的に《老化現象》と呼ばれるような症状も多くみられますね。そうなんです、東洋医学では腎の弱りというと老化に伴って出てくる症状を思い浮かべがちです。

ここまでは老化と東洋医学の腎臓が関係している話をしてきたのですが、若くても腎の機能が弱ることがあります。子どもですと夜尿症(おねしょ)が高学年になっても続いていたり、まだ老化とは関係ない年齢で冬なのに寝汗をびっしょりかくなどは腎が弱まっているサインだと考えています。


ここまでの症状に心当たりがある方は、腎の機能が落ちているかもしれませんね。

腎臓が弱る原因

では次に、この腎臓の機能が落ちる原因を紹介します。
腎臓の機能が落ちる1番の原因は、やはり【加齢】です。
先ほども説明したように、腎臓は老化ととても関係が深いです。東洋医学では『老化は腎の弱りから』という言葉があるくらい、腎が弱ることで老化が進むと考えられているのです。

その他にも腎臓が弱りやすい原因があります。それは【冷え】です。

例えば、冷える格好をしていることです。特に首と名前のつく身体の部位の冷えには注意してください。

身体の中で首がつくところは、首・手首・足首です。ここは3首と呼ばれる場所で、それぞれ皮膚が薄くてさらに太い血管も通っているので、外気の影響を受けやすいため冷えに繋がりやすい場所です。ここの冷えには十分注意してください。

昔は冬の寒さだけ気を付けてもらえたらよかったのですが、最近では夏のエアコンの冷えもありますので冷え対策の時期が長いんです。冬の冷えは夏場にいかに冷えたかによって変わってくるという考え方もありますので、夏でも冷えを感じたら我慢せずに1枚羽織ったり、エアコンがきいている場所でだけ靴下を履いたりしていただきたいですね。

もう一つ注意していただきたい冷えがあります。それは飲食物による、身体の内側からの冷えです。

冷えた食べ物や飲み物は内臓から身体を冷やすと言われています。また、甘い物やお刺身も冷えると考えられています。

全く食べないでくださいというわけではなく、食べ過ぎないように注意していただけると幸いです。

東洋医学の観点から見た腎臓を強くする食べ物3選


それではここからは腎臓を強くする食べ物を3つ紹介します。腎臓を強くする食べ物はたくさんあるんですが、今回は特におすすめな食材を3つ紹介していきます。ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです。

腎臓を強くする食べ物3つは【黒ごま】【黒豆】【クルミ】です。

それぞれ紹介していきます。

まずは【黒ごま】からですね。


東洋医学で『黒きは腎』という言葉があるほど、黒い食べ物は腎臓の機能を上げる効果があると言われています。
また、黒ごまには体力を回復する効果が期待できますので疲れやすい時にもおすすめです。

黒ごまを食べる1日の目安量は、大さじ1杯~2杯です。ごまを食べ過ぎるとカロリー過多で脂質の取り過ぎになりますので、食べ過ぎには注意してください。


次に【黒豆】です。


東洋医学には五穀と言って、それぞれの臓器の機能を上げるとされる食べ物があります。
その中で腎臓の機能を上げるのは豆です。
ですので、豆がおすすめなんですが、先ほど紹介した『黒い食べ物は腎臓の機能を上げる効果がある』という理由から、豆の中でも黒い豆がおすすめなんですね。
この黒豆を食べる1日の目安量はおよそ70gです。
厚生労働省の定めるガイドラインでは、大豆イソフラボンの1日の摂取上限量を70mg~75mgと定めています。
これを黒豆の量に換算すると、乾燥した状態で70g程度になります。
くれぐれも食べ過ぎには注意してください。


3つ目は【クルミ】ですね。

くるみやナッツ類も豆の仲間と考えていますが、くるみは体を温めてくれる作用もあります。
冷えは腎臓にとって大敵ですので、体を温めてくれるクルミはとてもおすすめの食べ物です。
くるみの1日の摂取する目安量は、28gと言われています。これはくるみの粒に換算すると、およそ7粒です。
たくさん食べては逆効果ですので、食べ過ぎには注意してください。

以上が腎臓を強くする食べ物3選です。
おすすめですので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてください。

過去に腎に関係する動画や記事もあげていますので、こちらもチェックしてみてください。一緒に試していただけるとより一層効果的です。

《頻尿に関する情報》

動画⇒【たった7粒】頻尿を解消する食べ物、○○を紹介します

   【1日10粒!】頻尿で悩んでる方は○〇を食べてください

記事⇒【頻尿】たった7粒で頻尿を解消する食べ物【○○○】を紹介します

   【頻尿】夜間、日中合わせて悩んでる方は1日10粒〇〇食べてください!!

《生活習慣に感する情報》

動画⇒【注意!】腎臓が悪化する生活習慣3選を紹介します

   【重要】腎臓が弱ってるサインと対処法やツボを紹介します

記事⇒【腎機能】東洋医学からみた腎の負担になる生活習慣3選を紹介します。

   【腎臓の弱り】東洋医学から見た腎臓が弱ってるサインとおススメの食べ物やツボを紹介します

まとめ

東洋医学の腎臓はみなさんが思い浮かべる腎臓とは違い、身体の機能のことを指しています。

その機能というのは尿に関することだけではなく、成長や老化、白髪、身体を温める、骨の丈夫さ、耳の聞こえ、腰の状態、精神面では驚きや不安などにも関係しています。

これらに関係する腎臓の働きが悪くなると、子どもは発育が悪くなり、大人は老けやすくなります。白髪は増え、骨は脆くなり、耳も遠くなったりといわゆる《老化現象》と呼ばれる症状が出やすくなります。身体を温める力も落ちるため、冷えやすくなり、腰痛も起きやすくなります。そして、ビクビクと驚きやすくなり、不安感が強くなります。

これらに心当たりがある方は、腎の機能が落ちている可能性が高いですね。

腎臓が弱る原因は《加齢》と《冷え》です。

腎臓の機能に《身体を温める》という機能がありますが、身体が冷えていると温めようとして腎臓の働きが増します。腎臓に負荷がかかるんですね。ですので、冷えるような恰好をしていると腎臓が弱る原因になります。特に首・手首・足首を冷やさないようにしていただくと、腎臓の負担が軽減されます。

そんな腎臓を強くする食べ物は【黒ごま】【黒豆】【クルミ】の3つです。

東洋医学では黒い食べ物は腎臓を元気にしてくれると言われています。黒ゴマは疲労回復の効果も期待できます。

腎臓に適した穀類は《豆》とされているので、穀類の中でも黒豆が特に腎臓にはあっています。

クルミは身体を温める効果がありますので、腎臓の作用を助けるということで元気にする食べ物としてはおすすめです。

どれもたくさん食べればいいというものでもないので、食べ過ぎには注意してください。


本日は、腎臓を強くする食べ物を紹介していきました。

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